旅は人、かも

先月はキューバに行って今月は台湾に行ってきました。
2ヶ月連続海外、ほっほっほ良い感じ(何が、かはわかりません)。

台湾から関西国際空港に戻り、
ため息つきつき帰路についているところです。
12時間のフライトは好きだけど2.5時間の電車は大嫌い。

 

車内は暇なので、そういや最近ブログサボっているなぁと思ってスマホでポチポチ書き進めることにしました。

 

一番描きたいのはキューバ旅行記で、ちゃんと写真も時系列に整理してあるし旅行中のメモもあるんだけど…
これはスマホじゃ無くてキーボードの方が多分良いものが書ける気がするから今日も先延ばし、

です。このまま一生書かない、に5万円くらい賭けられそうね。

 

今回のテーマは、『旅行の印象を決めるもの』です。

 

なぜこれを書くかというと、
キューバの旅を共にしたMに、

「はるちゃんに旅行の感想を聞くとまず人の印象がくるね。
きっと、はるちゃんにとっての旅の良し悪しを決めるものはそこで出会った人なんだね」

と非常に興味深い考察をいただいたから。

 

なんというかこれがもう、ストーンとはまった。
テトリスの長い棒が、端の空きスペースにスコーンと入った時のようにしっくりきた。

 

マレーシアと中国(昆明)が好きじゃないのも、
台湾とバングラデシュとトルコが好きなのも、
そういえば出会った人との思い出に依るところが大きい。

 

マレーシアと聞いて思い出すのは、土産物屋で買わないと言ったら舌打ちされたこと。

昆明は冷え込む空港のベンチで震えてたら、警棒もった警備員に風が容赦なく吹き込むさらに寒いホールに追いやられたし、
英語が通じず(空港スタッフが「英語わからない」って平然と言うてた)両替でたらい回しにされたりも。

ついでにモロッコも人については少々疲弊したのです。
お宿のボーイさんだけは良い人だった。

 

台湾は出会う人みんなニコニコ笑顔で気持ちが良くて、
バングラデシュは書ききれないほど沢山の人にお世話になったし友達も住んでる。

トルコはね、言わずもがなね。

 

インドやギリシャ、イタリアの印象が薄いのは、多分あまり人と接しなかったからだろう。
世界遺産は美しかったけれども。
(タージマハルは生きているうちに実物を必ず見た方がいいと思う。脳みそがその美しさに支配されて、それしか見ていたく無くなるから。朝焼けから日没まで眺めていたらいいと思う。それを望んで建てた王の想いを、ほんの少し継いでみることにバチは当たら無いだろうから。)

 

本当の意味での悪人には出会ったことは無くて、
みんな生きるために必死だからこうなんだろうな、ってことはよくわかるんです。

吹っかけてくるタクシーの運ちゃんしかり、
しつこい客引きしかり、
冷たい店員しかり。

旅先の人にイラつくたび、
気にせず流さなきゃ駄目だよと父によく諭されるのですが、心の器はなかなかどうして広がりません。

ただどうしても、心の底からの親切に一度でも触れてしまうと、人を判断するハードルがその後ガツンと上がってしまうのですよね。

 

あとはもちろん、誰と行くか、も…。


端的に『こういう人と相性がいい!』という説明は出来ないんだけど、

「ごめんね」
より
「ありがとう」
って言う回数が多い人と行動したい。

沢山謝られると、「そんなに気にしなくていいから、楽にして…」って苦しくなるの。

私もなるべくありがとうを多めにしてる。
できてるかな。できてるといいな。
もちろんね、謝るべきところでは謝ります。

あとはね、歩くの好きな人と、ちょっと汚い食堂でも平気で食べられる人(笑) 行きたいこととやりたい事をはっきり主張してくれる人も助かる。 合わせられ続けるとグッタリしてしまいます

私も、「この子と行きたい、この子と行って楽しかった、楽だった!」って思ってもらえる人にならなきゃあなぁ。


お読みいただきありがとう。
ではまた。